深いご興味を賜りありがとうございます。目下コペルニクはプロジェクト実施地への訪問を調整するというサービスを提供しておりません。しかし、プロジェクトの進行状況をお知らせする定期的な写真付きの報告が十分な情報を提供出来るため、全ての寄付者の方は、寄付を行ったプロジェクトの進行状況を確認することができます。
コペルニクは、無料でテクノロジーを配るような提案書をローカルNGO(プロジェクト実施団体)が提出してきた際、基本的にはその内容を支持しません。コペルニクはすべてのローカルNGOに以下のようなテクノロジー配布システムの検討を勧めています。
· 地域に適した支払い方法に基づいた適正価格での製品の販売
· 製品の貸し出し
· 貸し出し後、買い取るシステム
コペルニクは、基本的にテクノロジーを無料で配る行為は奨励していません。ローカルNGO(プロジェクト実施団体)に対しては、地域経済を破綻させないために、その地域に適した価格と適した支払い方法の検討を勧めています。ただし、災害後や過疎地の病院などの公的機関への支援を行う場合は、テクノロジーの無料配布が適切な状況と判断し、無料配布を支持します。
現在コペルニクがNGOと事業を進めているのは、コペルニクが扱うテクノロジーの多くは商業ベースだけで効率的に普及させるのは難しいと考えているためです。その一方で、コペルニクでは、地元の企業とともに商業ベースでテクノロジーを普及させる仕組みも模索しています。
コペルニクは、ローカルNGOの持つ地域コミュニティとの近接性やネットワーク、そして知識を重視しており、彼らと協働することで、既存の開発援助の仕組みの中で寄付者と受益者との間に存在していた中間搾取を減らすことを目指しています。
コペルニクのウェブサイトに掲載されている「Ready to go テクノロジー」は、途上国の人々との緊密な協力によって開発されています。それらの多くは、途上国の人々によって考案されたものです。また、コペルニクは、「Do it yourself テクノロジー」という新たなサービスラインを提供しています。テクノロジーを提供するのではなく、テクノロジーの作り方の説明を示すもので、途上国の人々が自ら地元で手に入る素材を用いテクノロジーを組み立てることができる仕組みになっています。詳細は、ウェブサイトの「プロダクトを見る」の項目をご覧ください。
ローカルNGO(プロジェクト実施団体)からのレポートを検証し、届けられたテクノロジーがもたらした成果を総合的に評価するために、コペルニクではフェロー制度を活用して、選定されたプロジェクトを対象にRapid Impact Assessment(RIA)を実施しています。コペルニクフェローはプロジェクトの実行を監督・サポートするとともに、プロジェクトの様子を映像や写真に記録します。既に、ナイジェリアとケニアのプロジェクトでRIA実施しました。コペルニクフェロー制度に関する詳細は、ウェブサイト「活動に参加する」ページをご覧ください。
コペルニクのウェブサイトに掲載されているすべてのテクノロジーは、途上国向けに作られたものです。加えて、プロジェクトを実施するローカルNGOによって、テクノロジーの適正使用を促す啓発活動やトレーニングも実施しています。
ローカルNGO(プロジェクト実施団体)は主に、自己負担で地域住民への啓発活動やテクノロジーの使い方に関するトレーニングを実施するほか、国内の輸送費やプロジェクトのモニタリングや評価にかかる費用についても負担いただいています。コペルニクではまた、新たな投資モデルとして、テクノロジーの売り上げを寄付者に還元する仕組みの導入を検討しています。還付額は、プロジェクト実施地域の経済状況やテクノロジーの種類によって変動します。このモデルは現在内モンゴル自治区においてパイロットプロジェクトとして検証中ですが、実施可能性が確認できた段階で、このモデルの適用が適切であると判断されるプロジェクトがあれば、導入していく予定です。
寄付いただいたプロジェクトが予定寄付額に達した場合、プロジェクト管理者であるローカルNGO(プロジェクト実施団体)が、コペルニクの標準テンプレートをベースに進捗レポートを作成し寄付者に送ります。